経理担当事務さんと社長が大喧嘩し、とうとう経理さんが辞めることになったらしい。
社長は今の経理さんに辞めてもらい、二男事務にさせたかったから好都合…なのかな。
絶対家族以外の人にやらせた方が良いと思う。
今までなんとかやっていけたのは今の経理さんのおかげだろうから。
採用が決まったとき、経理さんは色々優しく声を掛けてくれた。
「無理しちゃ駄目よ」「ちゃんと休めている?」など色々。
今の事務さんたちのメンタルケアもしてくれていた。
そして、事務Kさんも正式に3月へ退職が決まったらしい。
入社してから親しくなった人ほど辞めていく。
パート事務さんも近々辞める予定らしい。
子供のように不貞腐れて「好きにすれば」と投げやりな言葉を掛けてしまったりすることもあった。
同時に羨望もあったのかもしれない。
自分はどんなに酷い状況になっても辞められないから。
三年以上の経験が欲しい。
今日は午前休みで午後からの出勤だったけど、午後からが地味に多かった。
つか…門前以外の病院からの処方が多いなぁ、最近…。
残ってやらなきゃいけないことがあるからと社長に戸締りは任せた。
そのとき、「僕の役職知っている?」とか聞いてきたので、
私「社長でしょう」
社長「うん。でもその前にもう一つ肩書きがあるんだ」
私「はぁ…(早く帰りたい)」
社長「代表戸締まり!(※代表取締役)」
私「………」
社長「面白くなかった?」
……本気で父親連れてきて説教してもらおうかな。
そんな感じで私は全く笑わず、代わりに事務Kさんが渇いた笑い声で流してくれた。
はー…ほんとしんどい……。